4月なので特に深い意味もなく、タイトルを変えてみました。


by piccorina_k
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13人目の優しい日本人

a0045300_11474292.jpg
シアタードラマシティに『12人の優しい日本人』を観に行ってきました。三谷幸喜作・演出で江口洋介、石田ゆり子、筒井道隆、生瀬勝久ほか個性豊かな役者さんが出演しているシチュエーションコメディ。
“日本にもし陪審員制度があったら?”という設定のもと、職業も年齢も性格もまったくバラバラな一般市民12人が陪審員として選ばれ、ある殺人事件の判決をめぐり議論を繰り広げる姿をユーモラスに描いています。
なんと4列目の席が取れました!すごい!1月にしてもう既に今年の運を使い切ってしまったかのような幸運に「本当に私でいいんですか?」と突然のプロポーズへのベタなリアクションみたいな妙な焦りも感じつつ、じっくり観劇してきました。
舞台は陪審員室のみ。場面転換が1度もなく、ぶっ通しで議論しあいます。テンポよい会話が続き2時間の上演時間があっという間。主役も脇役もなくて「あーこんな人、いる!いる!」という人ばかりの12人から目が離せません。コメディなのにミステリーみたいな謎解きもあり、大笑いしながら自分が13人目の陪審員になったような気がして「無罪」と「有罪」の間を揺れ動いていました。
このお芝居の東京サンシャインボーイズによる初演は今から16年も前の1990年。当時は架空の設定だった日本での陪審員制度は3年後の2009年に導入が検討されていて、自分がこの12人のうちの1人になる可能性があると思うと、このお芝居のように清々しく後味の良いラストを迎えることが出来るのかどうか・・・自分とは利害関係のない1人の人間の運命を決定してしまうことのリアリティに尻込みしてしまいます。
ちなみに、生江口っちゃん(舞台初挑戦らしい)は背がスラリと高くて凛々しかったっす。オトナの男っす。体育会系口調で男っぽさをアピールっす。
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# by piccorina_k | 2006-01-27 11:50 | diary

『四つの嘘』

a0045300_18293339.jpg大石静の『四つの嘘』を読みました。★★★
女子高時代のクラスメート、満希子、美波、詩文、ネリ。物語はニューヨークで美波と外交官の河野がフェリー事故に巻き込まれる場面から始まります。2人は死亡。河野は彼女達が高校時代、当時の恋人だった美波から詩文が奪い取り結婚、そして離婚した男性でした。卒業以来接点のなかった3人が美波の死によって再び交わり、4人の女性達の過去と現在が交錯していきます。
今年の大河ドラマ『功名が辻』の脚本家 大石静が2004年7~12月産経新聞に連載した自身初の新聞小説。
女の人を大雑把かつ強引に4つのパターンに分けるならこれと思えるぐらい登場人物の4人は違った性格をしていて、女の人の内面がリアルに描かれています。でも、こんな濃いキャラはいそうでいない小説ならではのキャラクター。題名にもあるようにたくさんの嘘を重ねて彼女達は大人になっていきます。
ドロドロしてるのにスイスイ読めた、なぜだろう?心配していたほどドロドロなままラストを迎えなかったから?
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# by piccorina_k | 2006-01-26 18:32 | book

眉と前髪の微妙な関係

前髪を切りましたデス。
2005年はサラリと前髪をかきあげる大人の女的仕草に憧れて(充分、オトナなんですケド)そりゃあもう熱心に前髪を伸ばしていたものです。しかしながら、どこまで伸びても鬱陶しく顔にかぶさってくるmy前髪。これはきっと前髪の生え方に問題があるのではないかとッ!根本的な問題に行き着いたワケで・・・行き着いた途端に行き詰まってしまったワケで・・・そんなこんなで切りました。
a0045300_17292718.jpgOn The 眉毛(死語)でございます。
眉のチョイ上で揺れる毛先、ちょっとオデコがむずがゆいそんな真冬の午後でした。
こちらは今回使用したカットはさみ。⇒
切れ味GOODです!
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# by piccorina_k | 2006-01-23 17:36 | diary

『対岸の彼女』

a0045300_12552913.jpg角田光代の『対岸の彼女』を読みました。★★★★
主人公は2人の女性、小夜子と葵。境遇や性格の違う2人の間に「オンナの友情」は成り立つかどうか。葵の高校時代の回想と小夜子の日常が交錯する形でストーリーが進みます。仕事に理解を示さない夫、まだまだ手のかかる娘、専業主婦に疲れた小夜子は娘を保育園に預け、心機一転、葵の経営する旅行会社に再就職します。おおらかで明るく気さくな葵に心を開く小夜子ですが、葵にはある過去がありました・・・
132回直木賞受賞。『対岸の彼女』←すごく良いタイトル!既婚で子供もいる<勝ち組>の小夜子と独身でキャリアウーマンの<負け犬>葵。すべてにおいて自分とは異なる“対岸の”相手に対して互いに羨望を感じるけれど、実は2人とも心のどこかに満たされないものを抱えていて小夜子と葵どちらにも共感してしまいます。友達・友情の域を出て人を理解することの難しさや大切さが描かれています。
作品の中で小夜子は何度も自分に「何のために歳を重ねるのだろう」と問いかけていました。大人になって、社会に出て仕事をしてなんとか日々を過ごしているけれど、私の中にはまだまだ成長しきれていない部分がたくさん残っているような・・・反省。
ドラマや小説に出てくるほど、現実の人間関係は単純ではなくて、親しさが増すほど微妙で複雑なものなんですよねぇ~でも、そんなあやういバランスの上に本当の友情は成り立つのだと思います。
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# by piccorina_k | 2006-01-22 12:58 | book

『プライドと偏見』

a0045300_11312522.jpg『プライドと偏見』を観ました。★★★
『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジット・ジョーンズの日記』を手掛けたイギリスのワーキング・タイトル社がジェーン・オースティンの『高慢と偏見』を映画化したラブ・ストーリー。18世紀末のイギリスを舞台に“プライド”と“偏見”が邪魔をして素直になれない男女の恋愛を描いています。主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイ。
映画化もTVドラマ化もされて人気のある原作らしいのですが、あいにく不勉強の為、未読&未観。なので先入観無くすんなりと入り込めました。イギリスの豊かな田園風景がゆったりとしていて美しい~。もちろんキーラ・ナイトレイも美しい~。←特に真顔の時!笑顔は顔がクシャクシャになり過ぎるのであまり目一杯お笑いにならない方がよろしくてよ。(お上品で攻めてみました)
ヒロインのエリザベス(キーラ・ナイトレイ)は自分らしさを大切にして自由に生きる女性。18世紀のイギリスは女性に相続権がなく結婚が人生の全てを決定する不自由で窮屈な時代でした。とはいえ、相手の収入が気になったり、出会いの場を求めて舞踏会へ出掛けたりするのは現代にも通じる部分があるような・・・。
エリザベスの父親、Mr.ベネット役はドナルド・サザーランド。あの“ジャック・バウアー”キーファー・サザーランドのお父さんです。キーファー父は娘想いの理解ある優しい父親を演じていて感動ポイントだっただけに「息子と顔そっくり~!」と思えて仕方のなかった自分が我ながらふがいない。ごめんあそばせ。(しつこく上品ぶってみた)
何故、邦題を『高慢と偏見』ではなく『プライドと偏見』にしたのかな?
まっ、そんなことどーでもいいんですけどねッ。
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# by piccorina_k | 2006-01-20 11:34 | cinema
a0045300_11562858.jpg『フライ,ダディ,フライ』(2005)を観ました。★★
直木賞作家、金城一紀の同名小説を映画化。主演はV6の男前 岡田クンとなんとなく柳沢慎吾に似ている堤真一。
平凡なサラリーマンの鈴木さん(堤真一)が愛娘に大怪我をさせた男子高校生石原(須藤元気)に復讐するため、ある出来事がきっかけで知り合った落ちこぼれ集団“ゾンビーズ”のメンバー朴舜臣(岡田准一)から猛特訓を受け年齢を越えた友情を育んでいく青春ドラマ。
岡田クンの虜になりつつある私は映画館でも観たけどDVDも欲しい!と意気込んでみたものの手に入れたのはようやく今頃です。おまけにファンなら初回限定版と思いきや、そのあたりは諸々の事情により通常版です。
金城一紀の小説ではすっかりお馴染みの“ゾンビーズ”、原作はとても面白く映画化される前に読んでいて、原作からイメージする舜臣はガッシリとした高校生で舜臣役が岡田クンというのは線が細過ぎる(キレイ過ぎる♪)気がしていました。第一、岡田クン若いけど高校生には見えないし。しかし、高校生に見えないといえば須藤元気の方が高校生にはもっと無理がありそこは軽くクリア。そして意外なことに岡田クンの超美形舜臣もしっくりきてました。娘の為に過酷なトレーニングに励む鈴木さんにはエールを送りたくなったし、映像も空や海の青が鮮明でまさに“青春映画” 原作の面白さには到底かなわないけど観終わった後はすっきり爽快です。
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# by piccorina_k | 2006-01-19 12:00 | cinema

抹茶フェア開催中

a0045300_9432281.jpgはい!注目~!グリコムースポッキーの新作“濃抹茶”が発売されました!(1月17日発売)
近所のコンビニでさっそくお買い上げ。<ひとり抹茶フェア>を開催中です。まろやかなミルクの中に宇治抹茶の渋みが風味豊かに広がります。抹茶好きにはたまりません。こりゃ軽く1箱いける!
アナタもワタシもPocky’n~♪
抹茶フェアは当分続きます。
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# by piccorina_k | 2006-01-18 09:49 | food

『シン・シティ』

a0045300_1042158.jpg『シン・シティ』を観ました。★★★★
アメコミ界を代表する作家フランク・ミラーが自身の原作コミックを『エル・マリアッチ』『デスペラード』のロバート・ロドリゲスと共同で監督したクライム・アクション。“罪の街=シン・シティ”で3つの愛と復讐の物語が繰り広げられます。
全編モノクロベース。部分的な原色での着色が効果的に使われていました。女性の唇やドレスなどが真っ赤に色付いた映像はコントラストがとてもキレイでお洒落でした。3つのオムニバス形式のストーリーはブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェンが主人公でいずれも渋い中年の魅力満載。特にミッキー・ロークは“ネコパンチ”の汚名をすっかり返上です。他にもジェシカ・アルバやベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ジョシュ・ハートネット、ブリタニー・マーフィーなど豪華なキャストが勢揃いで個性的なキャラクターを演じています。
残酷シーンがてんこ盛りですが、映像が原作に充実に“劇画チック”でモノクロということがググッとバイオレンス度を下げています。普通に観れます。でもこれがモノクロじゃなかったら・・・ううっ。結構キツい。グロい。クエンティン・タランティーノがスペシャルゲスト監督として参加していて、そのシーンはこれまたインパクト大で思わず笑ってしまいました。
残酷な中にも3人の不器用で純粋な愛にジーンときたりして・・・“1粒で何度も美味しい”お得な気分。
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# by piccorina_k | 2006-01-17 10:09 | cinema
a0045300_9314575.jpg神戸市立博物館で開催されている『ナポレオンとヴェルサイユ展』に行ってきました。ナポレオンの戴冠200年を記念したこの展覧会ではフランス革命からナポレオン時代までの絵画、彫刻、家具、宝飾品など約150点が出品されています。


a0045300_934532.jpg白馬にまたがったポーズが有名な絵画「アルプス越えのナポレオン」も展示されていました。キリリと澄ました顔で威厳たっぷり、勢いよく馬で駆けるド迫力のナポレオンが描かれたこの作品、実は、ナポレオンは乗馬があまり得意ではなくあんなポーズは無理だったようです。しかも、雪が深く険しいアルプスの山を実際は馬ではなくロバで越えたそうです。“絵にならない”アルプス越えを想像してナポレオンに少し親しみやすさを感じました。
私の中では夏目漱石と並んで“我が輩”が似合う男、ナポレオン。(2人が自分のことを“我が輩”と呼んでいたかどうかは不明。しかも、夏目漱石の場合は本人ではなく、猫が言うだけです。あくまでも私のイメージです。)軍人として“英雄”の印象が強かったのですが、政治家としても手腕を発揮し王政から近代ブルジョア国家へと大きく歴史が移り変わる中で大きな役割を果たしていました。もう少し歴史やナポレオンについて勉強してから観に行けばよかったと後悔しました。
ごめんね・・・ナポ。
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# by piccorina_k | 2006-01-16 09:37 | diary

『王国その3』

a0045300_17301872.jpgよしもとばななの『王国その3』を読みました。★★
よしもとばななのワイフワークともいえる王国シリーズの第3作。主人公雫石の不倫相手である真一郎クンの離婚が成立し、新しい生活に向けて一緒に暮らす部屋を探し始める2人。そこに真一郎クンの今は亡き親友高橋君が造り上げた美しい庭とその庭を守る親友の義母が現れます。真一郎クンの心は美しい庭と魅力的な養母に傾き、彼の思いを見抜いた雫石は決断を迫られます。
今回の雫石は嫉妬したり落ち込んだり苦しい時期を乗り越えて自分にとって本当に必要なモノ、大切なモノを知り成長していきます。傷付いた心を癒す為に旅立った台湾のくだりを読むとまた強烈に台湾に行きたくなってきました!!台湾最高!
私は1作目が一番好き。おばあちゃんと一緒に暮らしていた山が雫石にとって最もふさわしい場所のような気がして、山を降りおばあちゃんとも離れて生活しているのがしっくりこない。でも、とりまく環境がどんどん変化していく中、どんな時でも彼女はゆるぎなくまっすぐで好感が持てます。このシリーズは全5作の予定だそうですが、雫石や彼女をとりまく人々の今後の展開が楽しみです。
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# by piccorina_k | 2006-01-13 17:36 | book