4月なので特に深い意味もなく、タイトルを変えてみました。


by piccorina_k
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2006年 01月 26日 ( 1 )

『四つの嘘』

a0045300_18293339.jpg大石静の『四つの嘘』を読みました。★★★
女子高時代のクラスメート、満希子、美波、詩文、ネリ。物語はニューヨークで美波と外交官の河野がフェリー事故に巻き込まれる場面から始まります。2人は死亡。河野は彼女達が高校時代、当時の恋人だった美波から詩文が奪い取り結婚、そして離婚した男性でした。卒業以来接点のなかった3人が美波の死によって再び交わり、4人の女性達の過去と現在が交錯していきます。
今年の大河ドラマ『功名が辻』の脚本家 大石静が2004年7~12月産経新聞に連載した自身初の新聞小説。
女の人を大雑把かつ強引に4つのパターンに分けるならこれと思えるぐらい登場人物の4人は違った性格をしていて、女の人の内面がリアルに描かれています。でも、こんな濃いキャラはいそうでいない小説ならではのキャラクター。題名にもあるようにたくさんの嘘を重ねて彼女達は大人になっていきます。
ドロドロしてるのにスイスイ読めた、なぜだろう?心配していたほどドロドロなままラストを迎えなかったから?
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by piccorina_k | 2006-01-26 18:32 | book