4月なので特に深い意味もなく、タイトルを変えてみました。


by piccorina_k
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漆喰の壁

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大阪なんば高島屋で開催されている『モーリス・ユトリロ展』に行ってきました。
ユトリロと聞いても「白っぽい風景画」程度の低レベル知識しか持ち合わせていなかった私。ユトリロの“白”が寂しく儚げにみえる理由を『美の巨人たち』『新 日曜美術館』を観るまで知りませんでした。ありがとうEPSON(←スポンサー)!ありがとうNHK(←放送局)!我が家は視聴料払っていますよ。TVっ子で何が悪い?
愛を知らず寂しい少年期を過したユトリロはアルコール依存症治療の為に精神病院への入退院を繰り返したそうです。画家としての精彩を放った「白の時代」は彼がアルコールに溺れ最も荒んだ生活を送った時期と重なります。ユトリロの描くフランス、モンマルトルの街並の哀しく白い漆喰の壁は彼自身の心を投影したものだったのです。
会場で晩年の写真をみました。痩せ細った小さな老人ユトリロはとても寂しい目をしていました。
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by piccorina_k | 2006-03-08 09:51 | diary